CAS

Maximaで連立方程式を数値的に解く

CAS

(%i1) load("mnewton"); (%o1) C:/PROGRA~1/MAXIMA~1.0/share/maxima/5.17.0/share/contrib/mnewton.mac (%i2) mnewton([cos(x)=y,sin(y)=x],[x,y],[0,0]); (%o2) [[x=0.69481969073079,y=0.7681691567368]] 初期値(最後のリスト)を入れないと動かないのが…

追悼: Bronstein氏

INRIAの数学者で計算機代数専門のManuel Bronstein氏が昨年7月に急逝してたと今日になって知った.これはショックですよ. http://www.aldor.org/pipermail/aldor-l/2005-June/000076.html [Aldor-l] Sad news about Manuel Bronstein http://www.mail-archi…

Modern Computer Algebra → コンピュータ代数ハンドブック

書籍部といえば,こないだ見つけて目を回したのが フォン ツァ ガテンおよびゲルハルト,コンピュータ代数ハンドブック,朝倉.原書は初心者が一歩一歩ステップアップするための教科書なのに,なぜ「ハンドブック」? しかも30k円って原書の3倍! マジで意味…

C++で有理係数多変数多項式(長っ

あ,でもCLNでは多変数多項式が扱えないというのはちょっと痛いかも... グレブナ基底のサンプルが実装できない. http://www-sop.inria.fr/saga/Bernard.Mourrain/ALP/ ALP これは有理数と多変数多項式が扱えるようだ.ここまで書いといて何だがこっちに乗り…

C++で有理係数多項式

けっこう探した挙げ句にとうとう見つけた.日本語の情報は皆無だが,少なくともちょっとしたサンプルを書くにはなかなか使い勝手がよい. http://www.ginac.de/CLN/ CLN - Class Library for Numbers http://www.ginac.de/CLN/cln_toc.html そのマニュアル …

TeXmacsからMaxima

A. G. Grozin, TeXmacs-maxima interface, cs.SC/0504039

Risch積分

しばらくこのトピックに触れることもないだろうけど,最後にLiouvilleの定理を述べておく. Dを標数0の微分体,KをDの定数体,FをDの初等的な拡大で定数体がDと同じくKであるもの,fをDの元,yをFの元とする.y'=fならば適当なとを用いてと書ける.言い替え…