変分法

A
 変
  分
   法
    B
(何

「ゲルファント先生の学校に行かずに分かる変分法*1を読んでいた.例がこれでもかという程載っていて楽しい本だ.それでいて扱いはかなり精密である*2
実はこれは1年の夏に Arnold, Mathematical Methods of Classical Mechanics, GTM, Springer を読むときの資料として図書館で(邦訳を)見つけ,さらに秋に八重洲ブックセンターDover版を入手したんだけど,それ以来ずっと放置だった orz
そう言えば回転体と革命はともにrevolutionである.どっちも回る訳だ.

*1:と私は勝手に呼んでいるが Gelfand and Fomin, Calculus of Variations, Dover のことである.邦訳はとっくの昔に絶版のようだ.

*2:駒場図書館には Hrusa and Troutman, Variational Calculus with Elementary Convexity, UTM, Springer と言う本があったが,そっちはちょっと厳密過ぎて読む気にはなれなかった.変分法は「極大極小を求める」ことの高級化なので凸な関数を大事にするとよいことがあるらしいが... Frechetがどうとか言われてもね.適度が一番.