傾いた円

結局,Euler角(の2つ)を基にいい加減に計算すると,軸が (p,q,r) を向いた半径1の円は
\left( \frac{rp}{\sqrt{p^2+q^2}}\cos\theta - \frac{q}{\sqrt{p^2+q^2}}\sin\theta,\,\, \frac{rq}{\sqrt{p^2+q^2}}\cos\theta + \frac{p}{\sqrt{p^2+q^2}}\sin\theta,\,\, -\sqrt{p^2+q^2}\cos\theta \right)^t
とパラメトライズできることになったのだが... まず符号が怪しい.あと (0,0,1) に対して (cos θ, sin θ, 0) が復元されるとは言い難いんだが... 0/0 は除けないのかな? いかにも「z軸を特別扱いしました」な感じのこの式はどうにも... (問題設定では「z軸」など一言も出てこない) あぁでも,任意の直交変換には軸があるので結局は逃げられないのかな? 「ある円を (p,q,r) の向きに回転させる」という思想では,(p,q,r) が元々の円の軸と一致しているときに,回転の軸の自由度が無駄になるんだよね(回転角が0だから軸をどう取っても同じ).そのときにもおかしくならない式って可能なのかなぁ.