ICAP 2006

上田先生がどこだかに強行軍で行って来たってのはこれか(気温35度だったらしい).

与太話.月曜のミーティングで↑のICAPのサマリー紹介があったのだが,異色だったのがWiemanの「物理教育について」だったそうな.

私は以前から教育問題に関心を持っており,学生への講義の理解度の調査結果を蓄積している.
セメスター終了後に学生に理解を問うと「なんか原子の話でした...」程度のお寒い答えが9割を占める.
私のラボに配属されてくる学生も似たり寄ったりだが,それでも修了の頃には世界トップクラスの研究者になっている.
かようにラボというのは極めて密度の高い教育を行える場所なのであり,皆様もぜひ重視なさるよう.

お寒い理解度の学生である私は上田先生がこの話をするのをどういう顔で聞けばよいのか本気で困った.