とりあえず顕微鏡実習

今日は土井研に行く.

行ってきた.顕微鏡の照明方法とか知らないことばかりで戸惑ったが,M1のY_さんがていねいに教えて下さった.正直,まだ飲み込み切れていないが,思い出しながら慣れていこうと思う.例えば次のリンクの単語の指すものを身につけていかないとならない:

カメラ付き顕微鏡が便利すぎて困る... 「顕微鏡に取り付けたフォトダイオードオペアンプ経由でメモリ付きオシロにつないで光量の時間変化を見る」とかいう計画だったんだが,そんなのが石器時代の道具に思えてしまう.IEEE1394でPCに接続されたカメラを,GUIの制御ソフトで制御して,リアルタイムに画像が見られたり一定間隔で連続写真が撮れたり,あきれたことに動画さえ撮れる.そして画像処理ソフトのメニューをぽんぽんとクリックしてやればスペクトルだろうとその積分だろうと一瞬で出る.コントラストや明度中心,はてはFFTまでも変わらない手間でできる.Y_さんと,やはり色々手伝って下さる助手のY↑さんは「まだ使ったことない機能がけっこうあるんだよね」と言いつつサンプルのシリカ球がBrown運動している画像で軌跡の自動追跡と自乗変位の算出を試していた.なんかもうどうしろと(笑).「高速度カメラもあるから,相転移点近傍でないとこで緩和時間が短くても(液晶の配向の時間変化が)撮れるよ」なんて言われたり.
ただ,その分 気楽に持ち出すのははばかられるので,スペックは落ちても安く手作りした系を展示するというのは企画としてアリかと思った.現在,肝心の液晶セルの製作の目処が立たない状況なので,考え得る工夫ってのがその位しかないって理由もあるんだが...