土井研実験室見学ed

実験系の研究員の金子さんに,土井研の所有する主だった実験設備それぞれについてあれこれと説明していただき,さらにその後相談に載っていただいた.大感謝.2時間近くお時間を取らせてしまった.今後は度々お邪魔することになるだろう.
さて実験設備のレパートリーを知ったところで,次なるステップは,座学よりもとりあえず手を動かすのがいいという結論に至った.実際に実験(とまで行かない,道具/薬品いじり)をやってみることで見えてくるものの方が重要だろう,と.まぁ班長の私はある程度*1の知識を備えておくべきだろうと思って少々の予習をしているのだが,むしろ「予備知識」に発想が囚われてしまうリスク,あと事例集を仕入れるステップだけで満足してしまうリスクが気になる.しかし「ベシクルをレーザーの圧力でトラップする機械」と説明を受けてもベシクルがどんなものか知っていないとなかなか会話が弾まないので*2,バランスは難しいところだ.
問題は,まだイマイチ温度の低い(というか,馴染んでいない)2年生ふたりがどうなるかということ.彼らの,そして私自身の今後のステップアップのために,成功体験を共に積めるとよいのだが.手探り.チームのMくんが12月に飲み会をやろうと提案してくれたのだが,そこであれこれ話して打ち解けられるだろうか.正直,私自身はそういうの苦手なのよね...

*1:例えて言うなら... 海外旅行においては「レストランはどちらですか?」と訊ねたり,バス運賃を聞き取る程度の語学力を持っていた方がいい訳だが,まぁその程度.

*2:そこで一から講義をしていただくのは,遠慮がちな我々にはちょっとできないことなのよね.実際,さすがにそこまでしていただくのは効率の面からもよくないことだと思うし.