GHDL

フリーのVHDLコンパイラGHDL http://ghdl.free.fr/ についてのメモ.
GCCのフロントエンドとして実装されている.言語はADAで書かれている*1のでコンパイルにはGNAT*2が必要だが,コンパイル済バイナリも配布されている.
コンパイルにはGCCのコア部分のソースパッケージが必要.中にGHDLのソースをぶちこんでから--enable-language=vhdlGCCをconfigure & makeし,どっかにインストール.既存のGCCとの住み分けが微妙になりそうだ*3.このノートの$HOME/local下にはすでにMIPS用のGCCGNU binutils(パタヘネを読むための教材として入れた)が鎮座ましましているので,専用のディレクトリを掘ることになりそうだ.やはりconfigure時に--program-prefixを適切に設定すべきだろう.
夏休みにでもやってみたいものだ.VHDLの教材そのものは書店や図書館にもあるし,地下erから演習の資料をふんだくることもできよう.

*1:VHDLはADAにそっくり,らしい.私は両者の見かけしか知らないが,まぁ確かにそんな気がしなくもない.

*2:やはりGCCのフロントエンドとして書かれたADA95コンパイラhttp://www.gnu.org/software/gnat/

*3:GCCのモジュール化がもう少しうまく行って,共有ライブラリをプラグインとしてどっかに放りこむだけで新言語への対応が済むんだったら最高なんだが... まぁ,ああいった複雑怪奇なソフトウェアにそんなことを望むのは贅沢なことだ.