mount(8)のオプションuser
なぜかcoLinuxのcofs機能でマウントしたディレクトリ内でプログラムが実行できなかった.chmod(1)
でa+x
しても駄目.
manすらまともに読んでおらず知らなかったのだが,マウント時に指定していたオプションuser
はデフォルトでnoexec
を含意するらしい.
user
一般ユーザーでもファイルシステムをマウントできるようにする。 マウントを行ったユーザーの名前が
mtab
に書き込まれ、そのユーザーがアンマウントできるようになる。 このオプションを指定すると、同時にnoexec, nosuid, nodev
が指定されたことになる。 ただし続けて指定すれば上書きは可能。 すなわちuser,exec,dev,suid
のような行を指定すればよい。
結局/etc/fstab
には次のように書いた:
# /etc/fstab: static file system information. # # <file system> <mount point> <type> <options> <dump> <pass> (略 cofs0:/ /mnt/win cofs user,exec,fmask=0777,dmask=0777 0 0