スパコンTop10から日本勢が消えた

... ということで,トップの8システムがアメリカ,9位,10位がヨーロッパで,前回9位の東工大TSUBAMEは47.38TFlopsから 48.88TFlopsと若干スコアを伸ばしたのですが,14位になってしまいました。日本のスパコンがTop10から消えたのは1998年の11月のリスト以来である。

まぁ別に,だからって「日本も早く巨大スパコンを構築すべし! 国威発揚! 巨艦大砲!」とか言うつもりはないけど.
どうでもいいが,最近は大規模クラスタの開発話が華やかな割に,それらの性能を引き出すための並列化コンパイラの技術が進歩してる話をほとんど聞かない.私が聞いてないからって進歩がない訳ではなかろうし,コンパイラは裏方扱いで話題に採り上げられない傾向もあるだろうけど,それにしても不安じゃない? 8コアのCell broadband engineを搭載したPS3も,Cellの性能を生かすコンパイラの開発でつまずいてゲームのリリースが伸び悩んだ... という話が以前あったよね.OpenMP周りは今どうなってるんだろう?
ところで安藤氏はどっかのblogサービスに引っ越したりなさらないのだろうか.