Phys. Rev. の新企画 "Free to Read"

  • 物理とかの専門的な論文誌はいずれも会員制もしくは論文毎の購入が必要
  • でも「これは超お薦めだから物理研究者以外の色んな人に読んで欲しい! Webで広まって欲しい!」ってときに困る
  • そこで "Free to Read": 誰かがある論文(無関係な他人,有名人の論文でもよい)についてAPSに10万円くらい払うと,その論文は以後webで一般公開される

まぁ最初からarXivのプレプリで一般に出回るケースも,最近では増えてるのだろうけど.
権利関係の制度は,これだけ発展したThe Internetを存分に生かす形で改訂,整備していくべきだろう.限られた範囲だけに回っていた情報,いや悪くすれば「死蔵」されていた情報が,それを実は必要としていた,この広い世の中の誰かに届くようになるケースが増えて行くんじゃないかな.