院試2日目

5時40分に起床.今日は物理.工学系共通のやつと物工独自のやつ2つ.
もうだめぽ
大学に入って以来の勉強がこういう形で総括されてしまうというのは少々あっけないものを感じる.自分にできることってたったこの程度だったっけ...? みたいな.
追記: 筆記試験オワタ\(^o^)/
共通の物理は駄目駄目だった... 2時間で4問中2問を選択.大問2はサイクロトロン振動で,80分くらいかかったがそれなりに解けた.大問4前半で時間をロスした.「電位Eで加速した電子のde Broglie波長を,相対論的補正を考慮して求めよ.」うちらそんな速度まで加速しませんから,と突っ込みつつあれこれ計算したら,ミスってあり得ない値が出てきて,うわーん.おかげでそっちの大問はほとんどまともに解けなかった.二重スリットの干渉とかちょろそうだったのに...
専門科目の物理は3時間で4問中3問選択だったんだが時間が足りない... 大問1と2だけ解いた.しかし大問1(2準位系の光学応答の量子力学)で初期条件を |a> として |φ(t)> を求めたはずなのに |φ(0)> が |a> にならないような解答を書いてしまった... どこがおかしかったのやら.大問2は電場中のN個の双極子モーメントの統計力学.分配関数から P=|<Σ\vec{\mu}>| とか Σ\vec{\mu} のゆらぎとか計算するんだが,ひどく時間がかかった.Z = [4πsinh(βμE)/βμE]^N について \nabla_E^2 ln Z とか計算したんだが,あれは必要だったのか? 1時間50分くらいやってた.おかげで3問目が全く手付かず.
しかし付け焼刃で勉強した内容を一切使わなかったなぁ.単に「問題が解けない」ことだけが律速だった.計算が遅いのは普段そういう演習問題を解いてないせいだろうが,答案を書くのが遅いのは性格的にいかんともし難い.