液晶の配向の電場に対する応答

配向による旋光性を,偏光板によって透過光強度として測定した.まぁ電圧をかけると顕微鏡の画面が明るくなる,というだけのことなんだけどね.電卓の液晶画面が一部だけ暗くなって数字を表示できるのと一緒(というかちょうど逆).
臨界電圧も求められたし,そこそこうまく行ったっぽい? ただし文献だといくつも正弦的なピークが出るのだけど,そうはならなかった.これはなぜだろう? 要調査.
2年生さんたちは(今日遊びに来ていた統括リーダーのH氏の勧めに従って)さいたま的太陽型に切り抜いた高分子膜アクチュエータを動かすことに取り組んでいた.どうも裏表間の抵抗が表同士の抵抗より低いために,電圧のかかる部分が電極を張った一部に限定されてしまい,デクノボウのようにぼさっと動かない部分が大半のようだ.これを改善するために電極をもっとうまく張ろう,アルミ箔で広げたらどうだ,とか色々やってて,とりあえず前回になって存在を知った金ペーストによる接着を試してみた.しかしこれが乾燥しないと接着されないのだが,くっつける先は高分子ポリマー,熱や乾燥はお断りである.とりあえず自然乾燥... 結果は後日.まぁY↑さんが半田付けという暴挙(ぉ)に出ても,どうにか曲がってくれたんだけどね(多分付けた直下は熱で死んでる).