発表会だった

ISerでCPUおよびコンパイラ*1の作成に力を注がれたみなさん,お疲れ様でした.
シンプルなCPUで攻めたH班が,現在の型番のFPGAを使うようになった2年前以来の最高記録を叩き出した.設計がシンプルだと,個々の処理で複雑な作業をする能力がなくても,基本の倍速である100MHzで動くCPUができるのだが,そちらの可能性に賭けたのが勝利の鍵だった*2.もちろん「手抜きをした」のではなくて,あらゆる可能性を考慮した上での判断なのだろう.
ISのみなさんの努力,工夫や選択が色々垣間見えて,各班ごとに非常に楽しんで拝聴できた.希望通りのパフォーマンスを発揮させることができた班,思うように行かなかった班,今日はまだ規定を満たす動作に至らなかった班... 様々だったが,ともかくみんなかっこよかった.うらやましかった.

*1:およびRS-232C通信モジュールおよびSRAMモジュールおよびFPUおよび数学関数ライブラリおよびデバッグ用LED回路およびアセンブラおよびシミュレータおよび独自レイトレ画像その他もろもろ

*2:なお100MHzで動かした班というのは必ずしも珍しくはない.