精密なベアリングのバウンド

東京TVの経済番組で文房具の特集をやってて,ボールペンの先に入ってるベアリングの技術の話になり,真球度の高いベアリングとそのへんのパチンコ玉を比べる実験をしてた.坂道を転がした後に3回くらいバウンドさせて筒の中に入るか,という実験で,パチンコ玉だと実際にはあまり丸くないのでバウンドするごとに微妙に向きが変わって外れてしまう.しかしベアリングだときれいに,力学の演習問題の図のような軌跡を描いて筒に入った.10個の繰り返し.
まぁTV向けのデモだから小細工がしてあるのかもしれんが,それでも面白いシーンだった.実在のモノは理想化には従ってくれないことが多いから,こういうのは物珍しい.少なくとも私は生まれてこの方やったことがない.