id:elbたん参戦

id:elbくんがやる気になったそうなので*1,電気系の図書館でパタヘネ(「インターフェイスasin:1558606041)とヘネパタ(「定量的アプローチ」asin:1558607242*2と100ページちょっとの簡単なアーキテクチャ本を借りてもらう*3.私はパタヘネは私有しているが, 深山,北川,秋田および鈴木,HDLによるVLSI設計,共立(HDL入門本,実際に借りたのは初版)と 奥川,コンピュータ・アーキテクチャとRISC,共立(各種RISC紹介本; 現在では負け組になってしまったアーキテクチャが多いが(ぉぃ))を借りた.

余談: Morgan-Kauffmanがこの木何の木Elsevierにいつの間にか買収されてたとは... 向こうの書店業界は合従連衡やらM&Aが多過ぎ.それにしてもElsevierどこまでデカくなるつもりだよ.ElsevierってサイトがJavaScript満載でムカつくんだよね.Landau-Lifshitzももっときれいな印刷と製本で出してほしいものだし.
彼もそうだが私も標準的なISerと違ってまだアセンブリ・プログラミングの経験がほとんどないし*4PowerPCアーキテクチャもよく知らないし,MinCamlPowerPC向けではないものの同じくRISCSPARC向けに書かれているし,それどころか一般論を習う講義である計算機構成論も,VHDLを使う実験Iも受講してない.等価に近い知識を自分なりに収集してはいたものの,やはり最初のうちは(あまり本質的ではないにせよ)「ISerのキャッチアップ」に時間を注がなければなるまい.
つーか班編成どうなるんだ.id:nuc氏そろそろ心を決めるべし.マジメに言うと,悩むようなら止めておいた方がよいと思う.

*1:まったく自分の専門を何だと心得ているのやら.ますます物理から離れていきますね!

*2:Amazonで原書を買うと安いな... たった13k.日経BPのパタヘネ邦訳を9kも払って買った私は負け組か.

*3:ヘネパタは現段階では難し過ぎと思うが... 彼はその前に理物図書館でAshcroft-Merminと光学の本を借りていたのでリュックサックがすさまじいことになってた.「人の世は重き荷を背負いて... 」

*4:「計算機の行う処理がどういうものか」とかでなく,AS (GAS)のディレクティブの書き方とかとりあえずアセンブリで書いた関数を普通にCコンパイラが生成した関数と一緒に使うやり方とか,そういうノウハウがない.ちょっとしたことなのでやればすぐに覚えられるだろうとは思うけど.