変分法

Noetherの定理や無限自由度系の変分法について, id:flappphys:20050207#p4 で触れた Gelfand先生の学校に行かずにわかる変分法 で復習.
軸の原点をずらすことに限らずに一般的に話しているので,逆関数定理を錦の御旗に掲げて独立変数をサクサク切替えてる.でも時間発展を考えるときのために勉強しているのに,そんな局所的なことでいいんだろうかと不安がつきまとう.一応正当化はなされているようだが,今の私では,本質的な式を一行飛ばされても気付かないだろう.何が大事なのか,何が不十分なのか,よく分からない.それと,うまい例が思い付かないのよね... 一般性を生かす程度に複雑で,かつ解ける程度に単純なHamiltonianと変数変換の例.
そもそも自分の「第一積分」に関する理解は適切なものなのだろうか.単に「不変量だよ」と言えば済むものではないわけで... んーむ.
あ,それと幾何*1を勉強せにゃな... 測地線とかGauss曲率とかマトモな知識がない.

*1:幾何って,微分幾何ね.代数幾何の方は単なる「趣味」で(?),「多項式にまつわるアルゴリズム」が解ればそれでいいや,みたいな.