On Lisp出版?

"On Lisp" の邦訳をどっかの出版社から本にしたらいいじゃん,という話.はてさてあのようなニッチな本*1を日本で売り出したところでどの位の需要があるのだろう.
もちろんプリンタから印刷して束ねるのより専門の印刷所で本にしてもらった方がずっと読みやすいわけだが,フリーソフトウェア礼賛者の私としてはPDF版がいつまでも無償でオンラインになってる状態を損ねたくはない.でも 青木峰郎,Rubyソースコード完全解析,インプレス とか O'ReilleyのOpen Books Project とか,オンライン文書と紙の本が共存してる例*2はあるんで,落としどころがあることを期待したい.
てーか,そもそもあれは「私の本」ではないのだ.Graham氏の意向を最大限に尊重できればいいなーと.Graham氏との調整が必要に思えるが,まぁそこはFranzのOさんに任せればいいんだよね.
まだ「予定」ですらない話なので注意.理性的な,立場ある人なら公に書きもしないだろう(笑).

*1:端的に言えば「Common Lispによるメタプログラミング・テクニック実例集」だろうか.Graham氏は "On Lisp" では「プログラムを書くプログラム」と表現している.

*2:後者は絶版になった本が多いけど.