半導体概論

再び読み進めていた.pn接合によって価電子帯/伝導帯のエネルギーが変わる(?)メカニズムがよく分からない... 電子が密度勾配に従って移動するのは分かるけど,それと電位の値の位置変化とがどう結び付くのか? 「Fermi準位が一致するように」という記述と「電位がPoisson方程式を満たす」という記述はどう関連するんだ?
トランジスタ」の章まで読み進めたんだが,「ダイオード」の章で放置しておいたその謎に結局戻ってくることになった.まぁそれが悪いこととは思わないけど.
なお目次は次のようなもの:

  1. 半導体中の電気伝導:エネルギー帯や励起,拡散,移動度,Einsteinの式,キャリア濃度の連続の式 などの基本的知識.
  2. pn接合ダイオード:2種類の半導体接触するとキャリアはどのように移動し,どのような電流-電圧特性を示すか.
  3. 金属-半導体接触:Fermi準位が低い金属と半導体接触させる(Schottkey接触)の特性についてが主.
  4. バイポーラ(pn接合)トランジスタダイオードのきちんとした理解を前提に,複雑な構成から生まれる複雑な振舞の解説.
  5. 電界効果トランジスタ:まだ読んでない.