Tim Burton

あまり好きな監督ではない.「ヲタクっぽさ」を売りにしてるらしいが...
猿の惑星を2001年にリメイク*1しているが,観る気もしない.つーか「Heston主演版とは比べるものじゃないよ」的な評価が一般的なようだ(笑
19世紀末のアメリカを舞台にしたゴシックホラー(?) スリーピー・ホロウも,Johnny Depp扮する科学捜査官と,彼の使うレトロかつSFチックな(笑)小道具*2など,序盤の導入はよかったんだが,首なし騎士の幽霊を実在させてしまったことでせいぜい「B級サスペンス」になってしまった.オノをぶんぶん振り回す首なし騎士は冗談としては面白かったが...
マーズ・アタックPierce Brosnanの首をチワワの胴体につないだCGだけを覚えている.最後はおばあさんが聴いてたハードロックの周波数(?)が弱点で火星人の脳ミソが破裂してしまうというオチだったか.まぁ映画全体そのものがパロディということなんだろうけど,悪いけど共感できなかったな.つまんないだけだった.
私が言いたいのは,Burton作品はどっか微妙にポイントを外しているような気がする.よい方に外しているんじゃなくて,悪い方に.せっかくDeppみたいな素材を自由にできるのに... まぁ好みの問題と言われればそれまでだが.再びDeppと組んでチョコレート工場をリメイクしたそうだが,はてさてどうなることやら.
話がどんどん飛ぶが,Johnny Deppはプラトーンに出てたらしい.記憶にないな...

*1:本人に言わせれば「リ・イマジネーション」らしいが.

*2:Deppは殺戮の相次ぐ寒村にNY市警から派遣されてきたエリート捜査官で,(19世紀末当時の水準での)ハイテク機器を駆使して「死体の目が最後に見た画像を取り出す」手法とか(笑)に長けている.検死中に死体から血が水鉄砲のように飛び出して顔にかかるシーンはキモくて面白かった.

今日の学校

  • 1限,非平衡系のダイナミクスでは熱力学第一法則を変形することでエントロピー生成が導入された(Prigogineによるらしい).これは熱力学第二法則を等式で書いたことに相当し,しかも導出時に様々な保存則を取り替えることで拡散,熱伝導,Navier-Stokesなどの方程式が導かれるとか(ただしいずれも入力と出力の線型性を仮定).
  • 2限? そんなものあったっけ.単位だけぱ〜っとくれないもんかな.
  • 3限... 統計処理はそれなりに大事だとは思うけど,思うけどねぇ...
  • しばらく総合図書館でうだうだした後*1,突如CPU実験のミーティングの約束があったらしいことを知って図書館で見つけたelbくんとH研へ.

*1:本を昨日返しそびれたせいで明日までペナルティが...

少し進捗あり(主に院生さんに

  • 私のエミュレータ(兼アセンブラ)は今10までの自然数の和が求められたところ.今日中にfibonacciまでいきたいが... 対応インストラクション: add, addi, sub, beq, bne, j, sw, lw (いずれも実際の機能はMIPSを参考にした) パイプライン化を見越してステージはIF, ID, Ex, Mem, WBの5つに分けてある*1が,もちろん現在はIPC=1だ(ぉ
  • 我々のVHDLスキルはほとんど向上していないにも関わらず,4年のIさんとM1のTさんは着々とCPUを構築しつつある.Iさんは数日前にすでにミニCPUを完成させているし,Tさんもプロトタイプをかなり進めていらしたようだ.うーむ,任せっきりでは参加した意味がない.がんばろう.
  • それでも多少は中身のある相談が進んだ.よいことだ.

*1:H研の別の院生さんによればスーパースケーラのハードウェアで激しいスケジューリングを行わない限りIF, IDを分ける意味はないらしい.