日報

今日はあれこれの事情で一人で実験をやってた.昨年夏から段々複雑化してきたマシンなので(それでも若い方だろうが),立ち上げと動作チェックの予備実験を済ませて「昨日最後に取ったのと同等のデータ」を最初に取るまでに,けっこう手間がかかる.不安定な操作を挟むと調整に手間取って開始から合わせて2時間とかかかる.それは多分いつも同じくらいかかってるんだろうけど,一人でやってると純粋に自分だけの作業で何時間何分食ったか意識せざるを得ない.
スピン操作 (ARP: Adiabatic Rapid Passage) を行ってから外場を色々動かすんだけど,大出力だけど過渡特性が遅い電源と速いけど低出力の電源とどっちをどう使うか(組み合わせるか)とか,スピン操作をどの点で行うかとか,色々.ファンジェネの出せる周波数域と掃引可能幅と変更命令への追随スピードとかも色々.