個人面接

次の足場まで両足揃えてジャンプするのは怖い.片足は元の足場に乗せたままで次の足場に踏み出したい*1.今のアカデミアは,両足ジャンプも別にへっちゃらな人か,十分にジャンプ力があるのでどこだろうと好きなところに自在に跳べる! 人のどちらかなのだろう.前者は先に書いたように私のタイプじゃないし,後者を自認するほど現実見えてないわけじゃないです...
ガソリンスタンド社員の方々,計5人と話した.中にはACM/ICPCで日本代表としてアジア予選を戦った経験をお持ちの方がいて驚いた*2.この国は(ry
トレーディング職の面接への誘いを何も考えずに「自分のやることではない」と断ってしまったのは*3,合理主義を奉ずる理系人間としてはどうだったのだろうか,やや後悔がある.さらに聞くと商品開発/クォンツ職は実はやたらハードルが高いらしいからもう駄目な気がしてきた.
どうでもいいが「数学は好き?」という語り出しで「コインを10回振ったときにこれこれの確率を...」「5の7乗は何桁?」とかの質問をするのはどうかと.それ数学って言わないでしょ*4.特に後者,「5^3 =~ 10^2とすると5桁か6桁あたりですね」と言ったら「どっちかに決めて」と言われたのには驚いた.また「10の○乗」でなくて「○桁」で答えないといけなかったり.これは,出された問題は面接官の好みではなく人事がどっかに委託して作らせた算数パズルだということですね.
次の個人面接は来週水曜.日比谷線 六本木駅C3出口から2階ぶち抜きのエスカレーターで地上に出るのが一番近いと,帰りにがんばって覚えた... つまり今日も迷った訳です(森タワーでなくノースタワーに出てしまった

*1:「片足だけ伸ばしても重心が移動して今の足場の外に出た時点でもう戻りようがない」という力学的考察は今は措いておく.

*2:ちなみに私は1回だけ参加して箸にも棒にもかからない成績を得て,その後は足切り(「予選通過は各大学ごと上位3チームまで」という制限)を抜けられる自信がゼロだったのであっさり諦めた.だめぽ

*3:「株の売り買いって博打と違うんすか?」って尋ねたら「過去のデータと数理モデルを元に理屈で裏打ちされた戦略を立てて戦うもので,デイトレードのような博打じゃない」と強く反論されてしまった.

*4:いくつか答えられなかったための負け惜しみとも言う.そういうのを解く能力は受験生時代,大数をやってた頃がピークだった.