Youtubeと今時の音楽家

昨日はNHK BSでネット上のサブカルチャー(最早「サブ」ではない?)の特集があったとか.私は観てないので知らないが,著作権侵害にまつわる話もあったらしい.

それで思い出した話: こないだ帰省した折に親が録画していた若手ヴァイオリニスト神尾真由子氏の番組 (NHK) を見せてくれたのだが,その中の神尾氏とある指揮者との初対面での場面で,その指揮者が握手しながら「I saw you on Youtube.(君のことはYoutubeで見たよ)」とか何とか言ってた.訳はついてなかったが,確かにそう言った. チャイコフスキー・コンクール優勝時の演奏を指していると思われるが,どうせ誰かがTV番組あたりの抜粋を著作権を無視してアップロードしたものだろうから,この発言を流しちゃっていいんだろうか? と思った.

あの低い音質・画質でもプロの音楽家Youtubeを見ることがあるのか,と少し驚いた.まぁ昔の巨匠のLPレコードとか未発達な録音技術による記録よりはマシなのかも.それと音楽を鑑賞すると言うより弾き方の特徴を知りたくて見たんだろうし.
ちなみに上の動画はいいところで途切れて(2/2)に続くが,これはYoutubeにアップロードされる動画には10分までの制限があるからである.アニメ番組とかが著作権を無視して丸ごとアップロードされることが相次いだのでこの制限ができた訳ですね.結局,上のように分割してアップロードされているので大して状況は変わってないように思えるが.