BTBとは「便利,大変便利」の略です

先日から,東大のネットワーク内からアメリ物理学会のPRLとかのサイトを開くと,プロキシ・サーバを経由してなくてもPDFで全文が読めるように変わっていることに気付いた.NatureやElsevier系列は前からそうだったと思うが,便利なように変わってくれてうれしい.これまではGoogle Scholarとかで検索して出てきた論文はそのままでは開けず,アドレスをコピーしてから,ブラウザのアドレス・バーでプロキシのアドレスの次にペーストしてプロキシ経由にするとか面倒な手順*1をかけていたのだ.
ついでに,どういう契約だか知らんが,Google Scholarの検索結果そのものにも東大内の書誌情報へのリンク "UT Article Link" が加わるようになった.リンクを辿るだけでプロキシ経由で電子ジャーナルの個々の論文そのもののページまで飛べる.ただしPRLとかはちょっと古いやつがPROLA (Physical Review Online Archive) という別扱いの契約(?)になっているため「その電子ジャーナルは東大にはありません」という扱いになってしまって*2使い勝手が悪く,依然としてアドレス貼り付けを使っている.

*1:本当は付属図書館の電子ジャーナル検索ページから飛ぶとプロキシ経由のアドレスになるんだけど,それだとジャーナルのトップページから書誌情報を打ち込んでその論文のページに飛ぶ手間がかかって面倒なので,いつも上のようにやっていた(昨年,今はもういない先輩に教わった).

*2:実は「修正して再検索」においてDate欄とDOI欄を空欄にするとPROLA内の記事まで検索範囲が広がるらしく当該記事のページにうまくプロキシ経由で飛べるが,逆に面倒.