日報

磁場測定がなかなか進まない.周辺環境の持つ磁場のブレなのかガウスメータの読みのブレなのか電流のブレなのか.あるときの値を記憶して相対値を表示してくれる機能が,うまく使うとわりかし便利で,測定の高速化に役立つ.
今日は実質の測定を14時過ぎから始めて,20時までかかってやっとanti-biasのHelmholtz条件が出た.
しかしその次の,anti-biasとcurvatureの兼ね合いによるボトムの調節だが,どうも組み上げた磁気トラップの可動部分でできる微調の範囲内では想定していた動作は出来ないようだ.(というかCloverleafをつなぐ金具の磁場は単に忘れていただけではなかろうか.)金具の磁場はcurvatureらで打ち消すのでなく共同して動くようにして,そうするとcloverleafを切ったときボトムが下がって負になってしまう問題は補正コイルで誤魔化すことになるだろうか? 要相談.