日報

かなり睡眠不足だった.床に座ってる相手と立って会話をしながら意識が飛びそうになったり(「こっち向いてないから寝てもいいかな」的発想).
IGBTを2つも殺してしまった... コイルのインダクタンスによってスイッチOFF直後に発生する逆起電力を逃がす回路*1を付け忘れていたため.「1つはともかく2つ殺しちゃ駄目ですよ」と言われてしまった.うーん,まず大電流を単なる導線に流すのを終えて,次に小電流をコイルに流すのを終えて,これら2つはいずれも逆起電力を恐れる必要がなく,すっかり忘れていた.
しかし尊い犠牲のおかげで(?)電源モジュール1号機,完成.温度上昇の感覚も分かってきた.3分間くらいは余裕で通電できる.逆流防止用ダイオードが一番熱くなる.形のために*2ヒートシンクに直付けでなくて板を一枚噛ませてあるからなぁ... 板とダイオードの間も熱接触よくないみたいだし.

*1:いわゆるスナバ回路 (snubber circuit) の一種.普通はコンデンサを使うようだが,逆電流のみを通すためのダイオードと電力消費用の抵抗を直列につないだものを,コイルと並列に入れた.

*2:パッケージは http://www.irf.com/package/pkdfast.html のD-30だっけな? マイクみたいなやつ.上のワイヤから下の雄ネジ(板を挟んでボルトで締める)へ電流が流れる.