日報

9時からAnti-Biasコイル巻き用の治具を作るため,相棒と共に大型の旋盤を借りに工6号館工作室へ.10時過ぎに外周を削って縮める作業*1が終わるが,気付いたら1 mm以上小さすぎる.はい,板から切り出すところから作りなおしー.相棒は講義へ.
工9号館,井上研工作室に戻ってバンドソーで切り出し.板が厚いので40--50分かかる.(終わってから)Ksさんが「厚い板用のやつを出そうか」と,ピッチの粗い刃を出して下さった.次からはこれで厚い板もサクサク切れるように... (その分,切り口が汚い)
ごそごそやってるうちに12時を過ぎて相棒が戻ってきた.この時点では午後は完成した時具でコイル巻きという夢を捨ててなかったので,そのまま再び工6号館へ.途中のローソンで昼飯用のパンを購入.
「片方が(技官さんの監督下で)作業してる間にもう片方が空き教室でパンをかっ喰らう」と予定していたが,相棒が作業するのを監視する形になり,しかも「単調作業をずっと」でなくけっこう作業内容が細かく変わっていったので,出るタイミングを逸したまま続けてしまった.外周を,今度こそ正しく縮め*2,次に厚みを削る.旋盤での作業終了は,結局15時半くらい.コイル巻き作業は講義までの1時間ではさすがに無理なので諦めて明日以降に.
とりあえず居室で遅い昼食をとった後,また井上研工作室で,治具の壁の穴空け加工など.既に円板の中心にφ8の穴が空いてたせいで(昨日)うまくコンパスでケガキができてなかったのは分かってたんだが,穴のズレが思いの外に大きくて,とてもそのままではネジが通りそうにない.「はぁ,どこを直そう...」と落ち込む暇もなく,光物性物理の講義へ.
今日の光物性物理は自然放出と吸収のレートの式の応用について.MIT Physics 8.421の "Saturation of transitions" の辺りを丁寧に.
治具の完成すらしてないが,講義の後はもう工作できる時間でないので,明日の予定を立てたり雑用をしてから帰った.20時頃?
はぁ,今日ほどストレスの溜まる1日も久々だった...

*1:... を相棒がやるのを見守る作業

*2:午前中は,旋盤付属の目盛りの半径表示を直径表示と誤解すると言う初歩的ミス.