日報

胡先生の講義(計数3年向け)に初めて出た.夏学期の4年生向け講義よりずっと情熱的な胡先生を見れた. ところで,これまで外国人の日本語にあれこれ言う人間には「てめーのTOEFLスコア見せてみろよ(プゲラ」とか冷ややかな視線を送っていたんだが,いや確かに「実には」ってフレーズが連発されるわ...("indeed" や "in fact" の感じらしい) 休憩時間に「朝8時半開始って早過ぎますよね,夕方の方がいいのに」って話になって笑った.
求先生の固体物理にも初めて出た.板書はえええぇぇぇぇぇ!!! 計算追えねーよ(家に帰ってから追え,という意図か).ちょうど平均場近似の話で,こないだ私が「急に解くなんてむりぽ」と泣き言を言った計算 (id:flappphys:20061026#p1) は万人の基礎の基礎の,完全な部分集合だという事実が分かったのがよかった(?).
昼から再び磁場計算(もうヤダ).巻くのがやや容易な円形断面のチューブでコイルを作ったらどうなるか,早目に知る必要があるのだ.結果は,やはり性能2割減.できれば避けたいが,研究室全体のスケジュールをストップさせる訳にもいかない.暫定的なものになるのかね.
ふと,最終デザインの計算にバグを見つけてしまった... 基準の座標から奥・外側に重ねていくはずが,符号ミスで手前・内側に重ねていった計算になってた.これは痛い!!! その後の設計の修正はかなりの手間で,ミーティングに間に合わなかった.
ミーティング,かなり眠かった... 他のチームの発表を聞いてるうちにクラクラしてきた.最後に私がコイル設計の話をしたんだが,磁場に関する要求がどういう物理に由来してるのか,きちんと理解する余裕もなくやっていたので,イントロの部分でけっこう先生からの訂正が入ってしまった.うーむ...(寝ぼけてたし.) コイル巻き経験のあるKd先生から様々な貴重なコメントをいただけたが,やはり角チューブの難易度は丸チューブよりずっと高いらしい.あぁそれにしても,発表直前にバグ発覚とは... くそぅ.