祖父の昔

祖父が長寿会の慰霊祭だか記念碑建立だかに短文を要求されたとかで書いたものを読ませてもらった.今まで戦時中の話は果物をくすねて食ったとか冗談めかした話しか聞いたことがなかったのだけど,NHKのドキュメンタリーみたいな話がまさにそこに.
特攻するときにはモールス信号の「ツー」を押しっぱなしにして,音が途切れると瞬間が分かるそうで.祖父は特攻隊志願の際に選に漏れ,待機役として終戦を迎えたそうだが,他に残った人と途中で落とされて拾われた人が合わせて5人で,小隊の30数人の生き残りはそれだけだとか.
あとそれとは別に「米軍機の方が速いので逃げると落とされるがUターンして向かっていくと向こうが避ける」とかの話も聞いた.
やっぱ戦争ってのはない方がいいですね.