口述試験

プレゼン終わった.資料はこちら:

これだけでは何なのでいつか説明の文を追加しよう.
ギリギリまでPowerPointをいじってて,印刷して会場に着いてから10分せずに自分の番が来た(笑).予定より20分早かった.OHPフィルムにインクジェットプリンタから印刷してすぐに重ねて持ち運んだので,フィルム裏に別のフィルムの印刷が写ってちょっと汚くなったのが残念だった.実害はなかったが.
まず7分間しゃべるはずだったのだが,ベルが鳴ってからもちょっとオーバーしてしまった.8分くらいしゃべってたか.うーむ,残念.ちなみに練習は1回もしてなかった.テンション下がって逆効果なので.
答えられなかった質問:

  • 偏光を分けるだけならλ/2板でいいよね? なんでλ/4板なの? → 分かりません
  • どうして微分が取れるの? → えっと... ここはあまり理解してないんですが,EOMにrfを入れるとプローブ光の位相に変調がかかるんですけど,吸収信号にもその影響が出ていて... それをフェイズ・シフタ経由で元のrfとミキサーに入れるとrf成分が打ち消しあって変調の影響だけが出てきて,これが微分信号になるようです... (グダグダ
  • あと,参照用レーザーの性能はどうなのかとか,絶対的なゆらぎはどうなのかとか... でも,こいつらは今回の実験(というか作業)の主眼ではないので,そう答えておいたが.

あぅあぅ.だめぽ.
うーん,自分で苦労話をしたいようなネタにはなかなか他人様にお伝えする程の普遍性がないんだってことを実感する... 半田付けに苦労して,ずっと調整に時間を取られたロック回路も,全体像を伝える図では単なる [ servo ] に過ぎないんだもんな.あまり触ってなかった光学系の方の質問をされて困ったが,まぁ分光法による安定化技術なんだから光学系の方がメインとされるのは当然といえば当然か.G神先生がPZTと電流の2チャンネルでフィードバックしてる理由を聞いてくれたのはちょっとだけ嬉しかった.
控え室で待つ時間がなかったからよく分からないんだが,どうも受験生にはスーツが多かったらしい? 確かに,たまにはスーツ着ないともったいないとかなり思ったが,鬱陶しい雨が降ってたので止めておいた.夏でなければスーツ着ていったんだけどね.
これで院試の全日程が終了したのだが,はてさて,どういう結果になるやら.正直,胸を晴れる達成度ではない.落ちる人は少ないらしいので合格はできると思ってるが,井上研志望が少なくて相対的に競争が楽だといいなぁ... 合格発表は9/14だったっけな.物工専攻についての合否だけは掲示されるものの,配属先は事務室に行かないと教えてもらえないらしい.関係ないが,聞いた話では某専攻では「口述試験」が「君は受かってます.○○研でいいんだよね?」とか「△△研なら入れるけどどうする?」みたいな調整の場に過ぎないらしい(つまりもう結果を皆知ってる).