今日の試験

信号処理論第一,まともに講義に出たことは1回もない.対策としては,あと8時間ちょいかけて教科書を読む.
それにしても,この教科書はもう少し分かりやすく書けないものか? それと,いまいち私のニーズに合わない.講義担当教員の著書だというので買ったのだが*1,せっかく金を出すのだから分かりやすいやつを選ぶべきだったかな?
追記: 受けてきた.

  1. 用語の説明.FFTについて浅くしか書けなかったのが心残り.昔,いわゆる「バタフライ」を描いてみたりとそれなりに勉強したこともあったんだが,Cで実装とかした訳でもないので空では出てこない.おぼろげな記憶を頼りに定義をぢっと見れば導出できたかもしれないが試験中にやることではない.
  2. 線形で時不変な離散時間システムの安定性の一般論.さっぱり.フィルタの作り方しか勉強していかなかったので「極が単位円内 ⇔ BIBO安定かつ因果的」すら書けなかった.どうせ一般論って使わないんだよね...
  3. N=4 のDFTを行列で表す.定義を書き直すだけ.
  4. Fourier変換に関する命題(積と畳み込みとか)の証明,ってか単なる式変形.
  5. Z変換の簡単な計算.4つのうち3つまで教科書の例題そのものだったので私がZ変換に熟達していたかどうかはこれでは計れないな.

スキルが向上した気がしないんだが... まぁ3年生向けだしな.いや学年うんぬんではなく,この講義は,その後それなりに実質的な内容をやる学生を意図した基礎編であって,これっきり縁のなくなってしまう部外者向けでなかったと言うべきか.美味しいところだけを集めてくれたような講義があってもいいんだが... 半期かけろとは言わない,それこそ集中講義とか.

*1:下世話な話だが単位取得においてこの要素は馬鹿にできない.