量子光学の集中講義

金曜に触れた (id:flappphys:20060623#p2) 山本先生の集中講義(2日目)に行ってきた.
例によって少々遅刻したのだが,§2.5 Coherent States (Glauber state) からだった.思ったより進度が遅いと思った.指摘や注釈をいくつも交えながら進む講義だったので遅かったのかな(まぁそこが醍醐味とも言える).しかし後半では進度が一様でなくてちと困った.途中で意識を失ってたんだが(ぉぃ)気付いたら(研究室のプリンタで講義ノートの一部を印刷して行ったのだが,印刷しなかった)第5章のCavity QEDの話に入っていたので.第4章は計算の話だから省略されたのか?
定量的,技術的な理解はあまり進まなかったが,3日間の集中講義という性格ゆえ(?)「何となく頭に残る」程度のアバウトな受け取り方でもオッケーっぽい講義内容だった.だからまぁいいかな.そんなこともありサマリーは意味がなさそうなので止めておく.面白かったんだけどね.
「ここまでは実験で実現できている」等の実験の話もいくらか交えて下さったのだが,参考文献が書いてあったらもっとうれしかった.まぁ適当に探してもいいし,そのうち出会うだろう.
次回は来週の月曜.第6章,レーザー等の開いた非平衡な量子系について.Master方程式の導出に期待.