前期教養課程の改悪

情報が遅くて情けないが,こんな酷い改悪が行われていたのか.

IV. 進学振り分け
4.振分けの評点
(1) 進学振分けに使用する平均点に算入される科目・単位および重率
...
2 各科類で基礎科目の必要最低単位数を超えて単位を取得している場合は、それぞれの必要最低単位数までの成績上位科目を重率「1」で平均に算入し、それを超えた科目については、重率「0.1」で平均に算入する。
3 履修科目登録された科目は評価対象(優・良・可・不可)にならない場合(欠席・未受験)でも、その評点を0点として重率「0.1」で平均に算入する。

教育者としてまともな能力を持つ人材を揃えることもかなわない当局が「講義を切るな」とは片腹痛い.
何だ? この0.1という中途半端な値.履修届を出し(てしまっ)た講義を切ると後で痛い目に遭うよ... と脅せるシステムではあるが,いや「あまり神経質になる必要はない*1」と逃げを打てる程度に小さい... とまぁそういう値だ.
単位にまつわる細かな調整だの全科類枠といった制度改変には,それなりの理由付けが認められる.しかしこの改変の(学生にとっての)利点というものがどこにあるのか?
アドミン棟に意見箱とやらができるそうだから,次に駒場に行く機会があれば忘れずに一筆したためようと思う.

*1:学部長室広報,新カリキュラム始まる!教養学部報,491(学内のみ公開).同じく教養学部報には ユータス君に訊こう! Q &A として噴飯物の記事が載っていたが(特にQ. 14, Q. 15),ここではそれには触れない.