ハルヒOP
数式を読み取ってみた.こういうのはあくまでデザイン上の存在なのであまり真面目に悩む意味はないのだが...
歌詞に合わせて説明.
なんでだろう
ポジトロニウム.電子 () と陽電子 (positron, ) から成る水素原子様の不安定な粒子*1.
Λって素粒子のΛ粒子のことか? 詳しくは知らないが強い相互作用をするハドロンのうち,特に陽子や中性子と同じくバリオンに分類されるらしい*2.
もう止まらない
目立つ化学式はベンゼン環.その右下にはとある.
左下には(時間依存の)Schroedinger方程式.
その上の数式は高等文明を持つ宇宙人の数を見積もる「Drakeの式」*3.
その上は(換算)Planck定数もしくはDirac定数 h/2π*4.素のPlanck定数 h かどうか悩んだが "571" が読み取れたのでこちらに.
その上の D=0.4+0.3*2^n って何だろう?
その上,一番左上は何かの無限級数.hを-∞から足しこんでいることは分かったがその他は分からない.
右上は宇宙の膨張を表す「Hubbleの法則」を変形したもの.宇宙の年齢を求めている.Wikipediaの式*5そのまんまか?
その下はよく見えないが数論的な無限積のようだ.積の添え字がnなのにxの指数にpが出て来るのはちょっとおかしい.
右下,ハルヒの顔で大部分隠れているがこれは情報理論で言うエントロピーの定義.
I believe
流れるの速い...
"Thousand", "Trillion" や "10" が見えた.それから類推するに,漢字は塵劫記に出て来るような大きな数の桁を表すものだろう."10" は "10^16" とかその辺だと思う.
真似だけじゃ
ミクルの頭の辺りを流れるのはHamiltonianをあらわに書いた(定常状態の)Schroedinger方程式,片方に移項してある.
ミクルの肩の上を流れるのは,まず相対論的量子論で言うエネルギー(の自乗)の式.
そして次が相対論で言う質量とエネルギーの等価性を表す式.これは有名だね.
その次は「背反事象に対する確率測度Pの完全加法性」.これもWikipediaの式*6そのまま?
胸の下を最初に流れるのはやはりSchroedinger方程式で,自由空間の場合かな?
腰の辺りを流れるのは,一見 波動方程式と同じに見えたが,Laplacian Δの定義らしい? ちょっと変.1/s^2 の s は弧長だろうけど.
尻の辺りを流れるのは1次元波動方程式.
次にそのちょっと上には先程の(換算)Planck定数の定義が流れる.
You'll be right
こちらは先程とは対照的に小さい数の桁について.「刹那 10^{-18}」とか色々見えた.
感じるまま
以降は数式は出てこない.