今日の試験
量子力学第三.
- 散乱理論より,動径波動関数の「位相のずれ」について.さほど複雑でない単純計算.しかしクリティカルな問題文修正はカンベンしてくれ(符号が間違ってて項が消えなかった).それと f(0)=0 なる f と f* のWronskianって何だったのだろう?
- 相対論的量子論より,Pauli方程式(2成分ずつに分けたDirac方程式).正直,まだ理解が及ばない.指示に従った計算だけは大体できた. から演算子 rot が出てくる話でちょっと困った.
- 場の量子論より, |1s↑ 2s↑> や |1s↓ 2s↑> - |1s↑ 2s↓> における波動関数の計算と対称性について.これもまだ理解が今ひとつなのだけど,とりあえず交換関係に従って計算したらそれっぽい答えが出た.Pauliの排他律やHundの規則についての説明は,あまり前段を踏まえていないものになってしまったな...
- ボゾン系の演算子法と量子統計.生成/消滅演算子の性質を利用してあれこれ計算.これは途中までしかできなかった.
- 多電子原子のエネルギー準位.手付かず.
あぁ落ち込む... そもそも「ボゾン/フェルミオンの生成/消滅演算子ってどっちが反交換関係を満たすんだっけ?」とか悩んだ時点で,物理の3年生失格であることは明らかなのだ(物理系の人なら分かってくれるだろう).
↑はクラスのサイトに張られていた過去問と全然違う感じだったんだが,あれはもしや別の先生のやつ? まぁ中身を分かってなくても答えられる問に助けられたよ.
そう言えば結局 配布していた(がその日は数が不足してた)テキストは貰えないままだったな...
ところで,不満を吐き出した成果だろうか? わりとすんなり字を書けた.字のサイズを行の幅に合わせないのがコツか? (普段は11ptか12ptくらいの小さい字を書いてる)