とりあえずインヴェンション

うむ,やはりこういう精神状態のときにピアノはよい... 自分の指が鍵盤を押さえて発せられる音の列は残念ながら心のこもった「音楽」にはまだならないが,それでもその第一近似くらいにはなってくれる*1.いやむしろ,あれこれと頭をコキ使ってると忘れがちな音楽を,自分はまだ楽しめるんだ,という実感がうれしい.この気持ちを忘れなければ,まだどうにかなるはずだ.
そう,もう少し生活に余裕ができたら,また悲愴ソナタの練習を再開したい(今は昔やったインヴェンションのおさらいがせいぜい).そう思うとまた少し力が沸いてくる.

*1:巷でこういう書き方をする人は実はバリバリに弾けちゃったりするんだけど,私はそうではないのでそこんとこよろしく.