Vipul's Razor

UTMCのサイトに掲示してあるメールアドレスwebmasterとsupportは私を含めた何人かに転送されるのだが,SPAMが酷くて閉口していた.そこでとうとうSpamAssassinとVipul's Razorを導入.Debian Woody*1の古いライブラリのせいでかなり苦労したが,とりあえず両者をソースから(特設アカウントwebmasterの$HOME下に)インストールし,.forward → procmailSpamAssassin/Razor → procmail → ECCSのメールアドレス という構成で運用中.
特にVipul's Razorの効果が素晴しい.これはSPAMをカタログ化したDBサーバと通信して判断を行う分散協調型のフィルタである.Net::DNSが古いぞゴルァ! と怒られてるがそれでも十分に動作しているようだ.
SAそのものは,設定のせいかBayes統計フィルタが訓練されてないせいか,まだちょっとイマイチ.どうせ本来の目的のメールが来ることはほとんどないので,判断の閾値を小さめにして運用している.

*1:現在Sarge化を計画中.リモートからだとdist-upgradeの勇気が出ない.