今日の学校

  • 1限,情報工学概論(ネットワーク)の攻略法を見出した.授業終了時刻に行き,出席表に名前を書いて,pptのレジュメ(あまり役に立たない)をもらって帰る.
  • 2限,数学2Dはもうとっくに何も聞いていない.今日は留数による積分の解法の話だったことは分かった.
  • 午後は実験.磁性体の磁化magnetizationと履歴hysteresis,特にB-H平面のReyleighループについて.正直,分からないことだらけ.多少は電磁気の本や物性の本を読んでおいたのだが,結局,実験開始までには自力で疑問点を解決できなかった.無念.あれこれ教えて下さった先生に感謝.実験装置に向かうと,または得られたデータと電卓に向かうと,確かに自分でもあれこれ分かってくることがあるのだが... しかしこれまでに真面目に勉強していたらもっと早くに分かったことだろう.悔しい.とりあえず今日の困惑の中心には磁化率\chi\equivM/Hがあった.「一体こいつは何なのか?」と.しかも「初期磁化率を求めよ」とか言われるんですよ.当然「hysteresisとは何ぞや?」ってことになりますわな(MはHの「関数」ではない).特に,初期磁化率は線形近似で求めるんだけど,(実験のテキストによれば)エネルギー損失係数tan δとやらを求めるには2次近似をしたときの2次の係数*1までもが同時に必要になる.先生に教わったのも「磁壁の移動が可逆であるようなHの(小さい)範囲内で2通りの近似をすればいい」というようなことだったのだが... うーむ気持ち悪い.

*1:今まで聞いたことなかったが,Rayleigh定数と呼ぶらしい.なお実験のテキストでは2次の係数の2倍がRayleigh定数ということになっていた.