CS図書館

今日は Jones and Lester, Implementing Functional Language: A Tutorial, Pretince Hall を理7号館3FのCS図書館に返しに行った.これはHaskellみたいな遅延評価の純粋関数型言語の処理系を実装するチュートリアルである.
リンク先にPDFが置いてあり,それをいくらか印刷して手元に持ってるとは言え,やはり本の方がずっと読み易い.しかし(やはりと言うべきか)なかなかそちらに割く時間も取れず,ほとんど読み進めないうちに日が過ぎていった.G-machineくらい理解したかった... まぁいいさ,焦ることはない.
それにしてもOPAC端末がWindows 95だったのにはのけぞった.OPAC端末のくせに自由にネットにアクセスできて,そしてやはりCS図書館の利用者だ,TTSSHやらWinSCPやら色んなものを勝手に入れていたようだ(笑
ついでに 今井浩及び今井桂子,計算幾何学,情報数学講座,共立出版 (ASIN:4320026624) をOPACで見つけて*1ちょいと眺めた.かなり難しい... 初学者に取っては,「計算幾何」に分類されるアルゴリズム等の知識のうちに,もっと先に学ぶべき基礎的なものがあると思う.そもそもあのシリーズは一般に中級者向けなのよね.記述があっさりし過ぎていて,全くの初学者にはつまづきの種が多いような気がする.まぁだからこそ複数人で読む意味があると言えるかもしれない.がんばってください,って感じかな.そう言えば輪読は上級生,院生の方や先生に監督をお願いするのがよいそうだ.

*1:やはりCS図書館にはあった.しかし「計算幾何」で検索すると出てこず,「計算幾何学」なら出てきた.うーむ...